栗の英語名はマロンじゃない!!本当の英語名と勘違いしてる理由
- 2015年7月6日
モンブランや栗きんとん、
栗ご飯に天津甘栗。
「栗」の入った料理やデーザトって、
一様に人気がありますよね!!
そんな栗ですが、
多くの方が勘違いしている事といえば
『栗の事を英語でマロンと言う』
という事です。
実は栗は英語表記はマロンではなく、
全く別のものなのですが、
多くの人が誤解をしているみたいです。
あなたはどうですか!?
そこで今回は、
『栗は英語では本当は何と言うのか、
そして、「栗の英語=マロン」が何故こんなに広まってしまっているのか』
についてご紹介したいと思います。
「栗」の本当の英語名
では早速、
「栗」を英語では本当は何というのかを
ご紹介しますね。
栗の本当の英語名は、
・・・
・・
・
『chestnut(チェスナット)』
と言います。
ですので、もし栗の英語名の事を今までマロンと思っていた方は、
是非この機会に覚え直してしまってくださいね!!
何故、私達は栗の英語名をマロンと勘違いするのか!?
ただ、マロンとチェスナットって
あまりにも似ても似つかない名前ですよね?
にも関わらず、なんで私達は、
栗の英語名をマロンだと勘違いして
呼んでしまっているんでしょう!?
・・・
・・
・
実はその理由には、
フランスのお菓子『マロングラッセ』が
大きく関わっています。
フランスで作られる本場のマロングラッセですが、
通常は「栃の木(マロニエ)」の実を使って作られています。
この栃の木の実の事を、
フランスでは『マロン』と呼びます。
ところが、日本にマロングラッセに伝わってきた際、
日本には栃の木が少なかったためか、
代用品を使ってマロングラッセを作られたのです。
その代用品というのが『栗』です。
この結果、マロングラッセに使われる栗が
マロン(栃の実)と混同されて呼ばれる様になってしまい、
それが定着してしまったというわけです。
マロンというカタカナ読みが広まれば、
日本に馴染みのあるカタカナ表記=英語
と結びつけて考えてしまうのも、
分からなくは無いですよね。
この様な事から、
栗の英語名=マロン
という名が定着してしまったわけです。
まとめ
というわけで、今回は、
栗の英語名 = マロンという勘違い
についてご紹介してきました。
ご紹介した内容を簡単に纏めますと、
・栗の正しい英語名は「chestnut(チェスナット)」
・「マロン」はフランス語で「栃の実」の事。
・日本でマロングラッセを作られ始めた際、
栃の実の代わりに栗を使った事から
「栗 = マロン」と誤認される様になった。
・そして「カタカナ表記 = 英語」という
日本人特有のイメージが元になり
マロンが英語名と勘違いされる様になった。
というわけです。
あたなの周りの方にも
栗の英語名はマロンだと勘違いしている方は
まだいるんじゃないかと思います。
ですので、今回ご紹介した内容を
是非、その方々にも共有していただけらた
私としてはとても嬉しいです。
きっと、
「へぇー、そうなんだ!!」
と感心してくれて
あなたの株も上がるはずですよ。
ではでは、今回はこの辺で。
お読みいただき、有り難う御座いました。
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