気になるマメ知識。

端午の節句の兜、誰が買うのが良いかをお教えします

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端午の節句の兜、誰が買うのが良いかをお教えします 

昨年、男の子が生まれたご家族では、
5月の初節句(端午の節句)に向けて、
兜の用意を検討しているところも多いのではないでしょうか?

 

そして、兜を購入する際に問題になるのが
「鎧兜を誰が買うか?」
のようで、家族の間では、

義理の両親  「私達が購入しますよ。」
嫁ぎ先の両親 「いや、私達が購入します!」
義理の両親  「いやいや、私達が購入しますよ!!」
嫁ぎ先の両親 「いやいやいや、私達が購入します!!!」
自分達    「・・・・(気まずい(T T))。」

といったような会話が繰り広げられるているのを
よく耳にします。

 

そんな感じで悩まれている方に、今回は、
一般的に端午の節句の兜は誰が購入するものなのか?
という点についてご紹介します。

もし既に家族間で気まずい状態になっているようなら、
この情報を参考にしてみてください。

 
20150202
 

 

昔から端午の節句に兜を買うのは誰と言われているか?

 

兜を購入するのは一体誰なのか?を調べてみたところ、
関東・関西など地域差はあるのですが、
昔は、端午の節句に『義理の両親から鎧兜を送る』のが一般的だったようです。

 

これは何故か???

 

昔は、自分の娘や息子が一度他の家に嫁いでしまうと、
義理のご両親は嫁ぎ先に気を使い、
なかなか会いに行くことができませんでした。
(それで両家に亀裂は走るのを嫌がったのだと思います)

 

ただ、義理の両親も

「嫁ぎ先でイジメられてないか?」
「嫁ぎ先で不当な扱いを受けていないか?」
「孫の顔が見たい!」

という思いもあり、
どうにかして子供に会う方法はないか?と考えたみたいです。
その結果、考え出した方法が、
「行事の際にお祝いの品を用意して、嫁ぎ先に送る」
というものです。
これによって、義理の両親も堂々と嫁ぎ先へ訪問することができ、
自分の娘や息子、そして孫の顔を見に行くようになったと言われ、
これが『義理の両親から鎧兜を送る』の起因になったそうです。

 

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現在の状況は???

 

ただ現在では、義理の両親が子供や孫の顔を見ることができないなんてことは
ないですよね。

 

そういった状況の変化もあり、
『義理の両親から鎧兜を送る』という習わしも結構廃れてきていて、
現在では、

・嫁ぎ先で購入する。
・両家で費用を出し合って、孫のために購入する。
・”兜”は嫁ぎ先、”こいのぼり”は義理の両親と購入するものを分ける

など、様々なパターンがあるようですよ。

 

 

 

まとめ

 

てなわけで今回は端午の節句に飾る兜は一体誰が買うのが良いの?
ということをご紹介しました。

 

まとめると

・地域差こそあれ、以前は『義理の両親から鎧兜を送る』のが一般的だった。
・理由は、嫁ぎ先の子供&孫の顔を見るための行為
・でも現在は状況も変わり、購入の仕方は各家庭の状況に応じて様々になっている。

となります。

 

是非、今回ご紹介した情報を活用いただき、
両家で相談の上、どうぞ円満に誰が兜を買うかを検討してみてください。(笑)

 

 

ではでは、今回はこの辺で〜。

 

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