冷凍枝豆のカロリー表記に隠された落とし穴!!
- 2015年2月4日
夏が近づいてくるとどうしても食べたくなってしまうものといえば、
「枝豆」ではないでしょうか?
枝豆は元は大豆ということもあり、
タンパク質、ビタミンB1、カリウム、食物繊維、鉄分、…etc と、
とても栄養価の高い野菜で体にも良く、
また、脂肪の吸収を抑えて糖質の燃焼をサポートする優れもの食材なので、
ビールのお供にうってつけのおつまみと言えますね!
ただ、スーパーなどの冷凍食品売り場で売られている
「冷凍枝豆」に記載されたカロリー表記をみると、
A社の製品:100gあたり149kcal
B社の製品:100gあたり151kcal
と、どの商品も見ても100gあたりの平均カロリーは”150Kcal”のようです。
「あれ??枝豆ってヘルシーなイメージがあるけど、結構カロリー高いんだ。」
もし冷凍枝豆の購入を検討していたのに表記を見て、
あなたがそう思ってたとしたら、ちょっと待って下さい!!
実は、その表記には大きな落とし穴があるんです。
今回はそんな冷凍枝豆のカロリー表記の落とし穴について
ご紹介をしたいと思います。
100gあたり150kcalという罠
冷凍枝豆に記述されている「100gあたり150kcal」というのは、
実はさやなしの状態でのカロリーを表しています。
つまり、枝豆の皮に入っている豆部分だけを
100g分集めたもののカロリーが150kcalというわけです。
※ さやなりとは↓↓↓の状態ってことです。
なので、仮に
冷凍枝豆1袋の総量:300g
冷凍枝豆1袋内のさやの重さ:140g
だった場合、
冷凍枝豆1袋内の豆の重さ:160g
となるので、
冷凍枝豆1袋の実質のカロリーは、
150Kcal × 1.6 = 240Kcal
となります。
単に袋に記載された表記だけで考えてしまうと450Kcalと捉えてしまいますが、
実際のカロリーは210Kcalも少ない食材なのです。
因みに、この表記のマジックは冷凍の豆類にはよくあるようで、
茶豆やグリーンピースなども同様の計算をしないと
実際のカロリーを算出する事ができないので注意が必要ですよ。
まとめ
てなわけで、今回は冷凍枝豆に記載されたカロリー表記の落とし穴について、
ご紹介をさせていただきました。
簡単に纏めると、
・冷凍枝豆に記されているカロリー表記は、”さやなし”の状態を指している。
・冷凍枝豆に記されている商品の重さの表記は、”さやも含めた重さ”の場合が多い。
・冷凍枝豆の本当のカロリーを考えるにはさやの重さを抜いて考える必要がある。
になります。
もし、カロリー表記を勘違いされていたのなら、
今回の情報を元に、改めて冷凍枝豆をチェックしてみてください。
また、あなたの周りでも同様の勘違いをしている人がいるかもしれません。
なので、是非周りの方にもこの情報を教えてあげていただけると嬉しいです。
ではでは、今回はこの辺で。
お読みいただき有り難う御座いました。
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