気になるマメ知識。

トマトのアレルギー症状を引き起こす2つの可能性

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トマトのアレルギー症状を引き起こす2つの可能性 

本やネットを見ていると、
世の中には色んなアレルギーを見かけますよね?

 

 

スギアレルギーや卵アレルギー、そばアレルギー、エビアレルギーなどなど、

沢山あると思いますが、そんな数あるアレルギーの中の1つに

 

「トマトのアレルギー」

 

というアレルギーがあるのをご存知ですか?

 

 

今回は、そんなトマトアレルギーの方に現れる症状や、
それを引き起こしている原因などをご紹介したいと思います。

 

 

もし、「私、トマトアレルギーかも・・・」と思っている方は、
自分の症状がアレルギーかどうかチェックしてみてください。

 

20150211

 

 

 

トマトのアレルギー症状にはどうなものがある?

 

では、早速トマトアレルギーの症状をご紹介したいと思います。

 

 

トマトにアレルギーがある方は、

トマトを食べた際に以下の症状を起こします。

 

・口の中、のど、唇の痒み
・口の中、のど、唇の腫れ
・じんましん
・吐き気
・腹痛
・下痢
・気管支喘息の発作
・ショック症状(まれに)

 

もしトマトを食べた際に上のような症状が頻繁に発生している場合は、
トマトアレルギーを疑って、

一度病院でアレルギーの検査を受ける事をお勧めします。

 

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トマトのアレルギー症状になる2つの可能性

 

因みに、トマトを食べた際にアレルギー症状が現れるのには、
2つの可能性が考えられます。

 

 

その2つとは、

 

1.”口腔アレルギー症候群”によるもの
2.”仮性アレルゲン”によるもの

 

です。

 

 

1つ目の”口腔アレルギー症候群(OAS)”は、
花粉症を引き起こすタンパク質と
トマトのタンパク質の構造の一部に共通している部分があることが起因となり、
トマトを口の中に入れた際、
「むっ、この構造は・・・、花粉症やー!!」と体が判断して、
アレルギー反応を起こしてしまうというものです。

 

 

なので、”口腔アレルギー症候群”によりトマトでアレルギー症状が出る人は、
花粉症にかかっていることが前提となります。

 

 

「私は花粉症じゃないけど、アレルギー症状がでるんだよね・・・」
という場合は、もう一方の”仮性アレルゲン”による影響の可能性が高いです。

 

 

”仮性アレルゲン”というのは、トマトに含まれている
ヒスタミン、セロトニン、アセチルコリンなどの化学物質を指します。

 

 

ヒスタミン、セロトニン、アセチルコリンといった化学物質は、
アレルギーを原因物質が体内に侵入した際、

免疫機能として体から出る化学物質で、
それらが目や鼻に作用することでアレルギー症状の引き起こしています。

 

 

そんなアレルギー症状を引き起こす原因となる化学物質を含んだトマトを
直接取り込んだらどうなるか・・・、お判りですよね!?

 

 

つまり、トマトに含まれるそれら化学物質が原因となり、
アレルギー症状を引き起こしているわけです。

 

※ 因みに”仮性アレルゲン”によるアレルギー症状は、
”仮性アレルゲン”を直接体内に取り込んだことで発生するものなので、
症状が出た人自身の食物アレルギーの有無とは関係ないと言えます。

 

 

 

以上の2つの原因のうちのどちらか(または両方)が影響し、
トマトのアレルギー症状を引き起こしています。

 

 

 

 

まとめ

 

 

てなわけで、今回はトマトによるアレルギーの症状について
ご紹介してきました。

 

 

今回の内容を簡単にまとめると、

 

・トマトでアレルギーの症状は、口の中、のど、唇の痒みや腫れが一般的。
・症状が重いと、吐き気や腹痛、さらにはショック症状が起こる場合もある。
・トマトアレルギーの原因は、”口腔アレルギー症候群”か”仮性アレルゲン”が起因。

 

となります。

 

 

あなた自身や、あなたの周りのトマトアレルギーチェックに
今回書いた情報を活かしてもらえたら嬉しいです。

 

 

ではでは、今回はこの辺で。
お読みいただき、有り難う御座いました。

 

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