プールでコンタクトを付けても本当に大丈夫!?ゴーグル万能説の真実
- 2015年5月1日
夏の暑い日はもちろん、日ごろの運動不足の解消やダイエットのためといった理由から、プールを利用している方は多いんじゃないでしょうか?
私も運動不足の解消のためにプールを使っているのですが、プールに入る時にいつも悩んでしまうのが「眼」についてなんです。
実は、私は眼が非常に悪く、通常はメガネorコンタクトレンズを使っているのですが、プール内ではそれらを使う事が出来ないため、いつも苦労しています。
私と同じ様に視力の悪い方の中には、
「ゴーグルを付けていれば水で流される事もないから、コンタクトを付けたままプールに入っても問題はないでしょ!!」
とコンタクトレンズを着用してプールに入る方がいるみたいなんです。
ただ、ゴーグルを付けているからといって、コンタクトレンズを着用したままプールに入るのは本当に危険は無いものなんでしょうか???
そんな疑問から、
「ゴーグルを付ければ、プールにコンタクトを付けて入っても良いの!?」
について調べてみたので、その内容をあなたにもシャアさせていただきたいと思います。
ゴーグルを付ければ、プールにコンタクトを付けて入っても良いの!?
ネットなどを見ていても、
「ゴーグルを付けていれば、コンタクトを装着したままプールに入っても大丈夫!!」
と言っている人がいるみたいですが、調べてみると絶対に安全とは言い切れないようなんです!!
では一体、どんな問題があるのかと言うと、
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それは、プール水を含まれている「塩素(カルキ)」がコンタクトレンズに及ぼす影響です。
「塩素(カルキ)」というのは、プールで細菌やウィルスが伝染しないようにするため、消毒用としてプールに入れられている薬の事です。
その「塩素(カルキ)」を含んだプールの水がコンタクトレンズに付着した場合、コンタクトレンズはその親水力が高さからプールの水を吸収してしまいます。
そして、そんなプールの水を吸収したコンタクトレンズを着用し使い続けると、角結膜炎などの眼障害になる可能性があると言われているんです!!
勿論、ゴーグルを付けた状態でいる分、コンタクトがプール水が直接付く可能性は少ないかもしれません。
ただ、プールの水を100%防ぐ事は、不可能に近いはずです。
ですので、眼障害になるリスクを避けるためにも、ゴーグルの有無に関わらずプールではコンタクトレンズを付けない方が良いと言えそうです。
どうしてもコンタクトレンズを付けたい時の最後の手段
ただ中には、
「眼が見えなんじゃプールを楽しめません!楽しめなきゃ、プールに行く意味が無いです!!」
と思われる方もいるかと思います。
もし、そんな”どうしてもプールでコンタクトレンズを使いたい!!”という方は、
「1日使い捨て用のコンタクトレンズを使用する」
という方法をお勧めします。
1日使い捨てのコンタクトレンズであれば、仮にレンズがプールの水を吸収しても、プールの後にすぐ使用したレンズを捨ててしまえば「塩素(カルキ)」による眼障害のリスクを下げる事ができるからです。
勿論、コンタクトレンズを付けずにプールに入る方が眼障害のリスクが少ないので、できる限りプールでのコンタクトレンズの使用は避けてほしいです。
しかし、もしやむを得ない場合には、ご紹介した1日使い捨てのコンタクトを活用する方法を試してみてくださいね、
まとめ
というわけで、
「ゴーグルを付ければ、プールにコンタクトを付けて入っても良いの!?」
に付いてご紹介してきました。
これまでご紹介してきた内容を簡単に纏めると、
- 眼障害のリスクがあるため、ゴーグルがあってもコンタクトを付けてプールに入らない方が良い。
- もしどうしてもコンタクトを付けてプールに入る場合は、1日使い捨てのコンタクトを使うようにする。
となります。
今回ご紹介した内容を参考に、リスクを避けて、楽しくプールを利用してみてくださいね。
では、今回はこの辺で。
お読みいただき有り難う御座いました。
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