テニスのルールの1つ!コートチェンジのタイミングを調べてみた!!
- 2015年3月27日
2014年の大躍進によって、
世界ランキングが4位(シングルス)まで上げた
テニスプレーヤーの錦織 圭 選手。
彼の活躍によって、テニスに興味を持ち、
試合を観始めた方も多いのではないでしょうか?
ただ・・・、
テニスのルールって結構複雑なので、
初めて見る方には結構ハードルが高いのでは?
と思います。
因みに、私が通っているジムのトレーナーさんも同様で、
「錦織選手の活躍でテニスを見始めたけれど、ルールが難しい・・・。」
とボヤいていましたよ。(苦笑)
そんなボヤきの中の1つに、
「コートチェンジのタイミングがわからん・・・。」
というものがありました。
言われてみれば、確かに、
野球は先攻⇄後攻、サッカーは前半→後半で入れ替わりますが、
テニスの場合はそれらのスポーツとは実は少し異なるんです。
そこで、今回は
「テニスのコートチェンジのルールはどうなっているの?」
という点についてご紹介したいと思います。
先ずはテニスの試合のルールをおさらいしよう
コートチェンジのルールをご紹介する前に、
テニスの試合のルールをおさらいしておきましょう。
もし、
「私は、試合のルールは知ってます!」
という方は、読み飛ばしてしまって大丈夫です。
それでは、試合のルールを簡単にご説明します。
テニスの試合は、
ポイント
↓
ゲーム
↓
セット
↓
マッチ
という4つで構成されています。
この4つは、それぞれ
ポイント:サーブから始まる1回のプレーで勝つと得られるもの。
↓
ゲーム :4ポイントを先取した方が勝ち。
↓
セット :2ゲーム以上の差を付けて6ゲームを先取した方が勝ち。
↓
マッチ :3セットマッチなら2セット、5セットマッチなら3セットを先取したほうが勝ち。
といるルールになっています。
なので、ポイントを重ねていきながら、
ゲーム→セットを相手よりも多く先取していき、
最終的に「マッチ」を先取するというのが、
テニスの試合の基本的なルールになります。
もし、知らなかった方は、
今後のテニス観戦の参考にしていただけたら嬉しいです!
コートチェンジのルールをご紹介
さて、なぜ上で試合のルールをお話したのかというと、
それは勿論コートチェンジのルールと関係しているからです。
実は、テニスのコートチェンジは、
「ゲームの数が『奇数』のタイミングに実施される」
というルールになっているんです。
例を挙げると・・・、
例えば、ゲームのカウントが「3-2」の場合、
ゲーム数の合計は「奇数(3+2=5 )」となるため、
コートチェンジが行われることになります。
しかし、ゲームのカウントが「5-3」の場合、
ゲーム数の合計は「偶数(5+3=8)」となるため、
コートチェンジは行われない、となるわけです。
コートチェンジのルールに関する注意点
ただし、上でご紹介したテニスのコートチェンジのルールには、
注意しておかなければならないことが2つあるので、
ここで補足をさせていただきます。
1つ目の補足は、奇数でのコートチェンジは、
「1セット単位で考えるのではなく、1マッチ全体で考える」
ということです。
例えば、第1セットのゲームカウントが「6-4」、
第2セットのゲームカウントが「6-2」だった場合、
ゲーム数の合計は「偶数(6+4+6+2=18) 」となるので、
第3セットの第1ゲームではコートチェンジが行われず、
1ゲーム終了後に行われるというわけです。
2つ目の補足は「タイブレーク」についてです。
因みに、タイブレークと言うのは、
あるセットのゲームカウントが「6-6」となった場合に適応される、
・7ポイントを先取したほうが勝ち
・ポイントが6-6になった場合、2ポイント差を付けたほうが勝ち
というルールのことです。
タイブレークに上記のルールが適応されることに伴い、
コートチェンジのルールも変更され、
「6ポイント毎にコートチェンジを行う」
という形になってしまうので注意が必要です。
まとめ
というわけで、今回は
「テニスのコートチェンジはどういうルールなの?」
ということについてご紹介してきました。
簡単にまとめると
・コートチェンジは、試合全体のゲーム数が奇数の時に行われる
・タイブレークの場合に限り、6ポイント毎にコートチェンジが行われる
となります。
是非、今後のテレビや生でのテニス観戦の際に
今回ご紹介した情報をお役立ていただけると幸いです。
ではでは、今回はこの辺で。
お読みいただき、有り難う御座いました。
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