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A4サイズぴったりに印刷するなら◯◯◯ピクセル【ペイント設定】

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A4サイズぴったりに印刷するなら◯◯◯ピクセル【ペイント設定】 

会議の資料で図を作成しなければならなくなった時、あなたはどんなソフトを使って作成していますか??

 

 

・・・

 

・・

 

 

 

多くの方は、Windowsに付属している“ペイント”を使っているんじゃないでしょうか!?

 

 

だって、有料のソフトを買ってまで作りたくはないですしw、フリーソフトだって、インストールしたらウィルスに感染した、なんて事になったら嫌ですからねぇ~!?

 

 

さてさて、そんな”ペイント”なんですが、あまり使い慣れていない人からよく出る質問の1つに、

 

「作った図を印刷したいんだけど、キャンパスサイズをA4サイズぴったりにするにはどうしたらいいの??」

 

というものです。

 

 

確かに、会議用の資料はA4サイズのものが多いですし、もしキャンバスサイズがA4サイズに合っていなかったら、せっかく作った図もズレて印刷されちゃうという残念な結果になってしまいますからねぇ~!?

 

 

そこで今回は、そんな質問をされる方のために

 

『”ペイント”のキャンバスサイズをA4サイズぴったりに合わせる方法』

 

というのをご紹介したいと思います!!

 

 

 

”ペイント”のキャンバスサイズを、A4ぴったりに合わせる方法!!

 

では早速、印刷するために”ペイント”のキャンバスサイズをA4サイズぴったりに合わせる方法をご紹介したいと思います。

 

 

”ペイント”のキャンバスサイズをA4サイズぴったりに合わせる際のポイントは、

 

  1. キャンパスサイズが”A4”サイズの解像度に最適化しているか??
  2. 用紙サイズが”A4”になっているか??

 

の2つです。

 

 

1.キャンパスサイズを”A4”の解像度に最適化しているか??

 

印刷する前に、まず考えなければならないのが”解像度”です。

 

 

あっ因みに、”解像度”というのは画像の密度(ピクセル)を数値化したものの事で、この数値が大きければ大きいほど、画像が綺麗に表現されます。

 

 

例えば、下の図をご覧ください。

 

20160401_1

 

 

左右に“D”という文字が書かれていますが、どちらの方が綺麗に見えますか??

 

 

・・・

 

・・

 

 

 

きっと、向かって右の方が綺麗だと感じたんじゃないでしょうか!?

 

 

実は画像をよく見ていただくと分かるのですが、向かって右の”D”は、左の”D”に比べて格子状のマス目が細かく、その分だけ”D”の曲線部分の表現が緻密になっていて、その結果、綺麗に見えているんです。

 

 

このマス目というのが密度(ピクセル)で、これが細かければ細かいほど解像度が高く、そして解像度が高ければ高いほど細かな表現が可能となるため、結果として印刷した絵や図も綺麗に表現されて見えるというわけです。

 

 

 

一般的に、綺麗に印刷したい場合には、解像度を200bpi~300bpiにしておく必要があると言われています。

 

 

なので、印刷前に解像度が200bpi~300bpiになるように、キャンバスサイズを設定しておく必要があります。

 

 

では、どうやってキャンパスサイズを設定すれば良いのか??

実際に画面を見ながら説明したいと思います!!

 

 

と言っても、これは結構簡単で、下の図(”ペイント”の画面)の赤枠で囲った“サイズ変更”をクリックすると

 

20160401_2

 

 

以下のような画面が表示されるので、

 

20160401_3

 

 

この画面で、単位を”ピクセル”に選択した上で、“水平方向”と”垂直方向”の値を変更し、OKボタンをクリック

後は”ペイント”で画像を印刷すれば、完了となります。

 

 

ねっ、簡単でしょ!!

 

 

となると、問題は“水平方向”“垂直方向”にどんな値を変更すれば良いのかという事になるわけですが、その値は以下となります。

 

<A4サイズの用紙のピクセルサイズ>

72dpi 長辺 847ピクセル
短辺 595ピクセル 
144dpi 長辺 1684ピクセル
短辺 1191ピクセル
200dpi 長辺 2339ピクセル
短辺 1654ピクセル
300dpi 長辺 3508ピクセル
短辺 2480ピクセル
360dpi 長辺 4209ピクセル
短辺 2976ピクセル
600dpi 長辺 7016ピクセル
短辺 4961ピクセル

 

 

先ほどもご紹介しましたが、綺麗な印刷をしたいのであれば、解像度を200~300dpiにするのが良いわけですから、例えば

 

サイズ:A4
印刷の向き:横向き
解像度:300dpi

 

で印刷するとした場合、下の図の”水平方向”と”垂直方向”(赤枠で囲った部分)に

 

20160401_4

 

といった感じで、それぞれ

 

水平方向 → 3508(ピクセル)

垂直方向 → 2480(ピクセル)

 

を入力すれば良いというわけです。

 

 

因みに、表内にも書いていますが、表で紹介している解像度はA4サイズの値です。

A3やB4など、サイズが違うと、設定する値も変わってきますので、その点は中止してくださいね!!

 
 
 

【ポイント2】用紙サイズが”A4”になっているか??

 

さて、念のため、もう一つ確認しておくべきなのが、印刷する用紙のサイズが”A4”に設定されているか!?、です。

 

 

せっかく、キャンバスサイズの設定を弄っても、印刷のサイズが間違っていたら、いくら印刷してもA4サイズでは印刷されないので、印刷サイズも念のため確認しておきましょう!!

 

 

確認方法は簡単です!!

 

 

あなたもご存知かもしれませんが、”ペイント”の向かって左上にある青いメニューボタンをクリックし、表示されたメニューから「印刷」→「ページ設定」という順番で選択する事で用紙サイズを確認する事ができる画面が表示されます。

 
 

その画面が↓↓↓で、赤枠の部分が”A4”となっていればOKとなります。

 

 20160401_7

 

 

という、2つのポイントさえ準備できていれば、あとは印刷さえ行えば、あなたの作った図をA4サイズぴったりに印刷する事ができますよ~!!

 

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A4サイズいっぱいに、”ペイント”で作った絵や図を印刷するには!?

 

と、ここまで”ペイント”で作った絵や図を印刷するために、キャンバスサイズをA4ぴったりに合わせる方法を紹介してきました。

 

ただ、中には

 

「教えてもらった2つの設定を行ったのに、印刷すると縁に余白ができちゃうんです。この余白も消して、A4いっぱいに印刷したいんですが・・・。」

 

という方がいるんじゃないかと思うんです。

 

 

要は、

 

20160401_5

 

な感じで印刷をしたかったのだけれど、いざ印刷をしたら

 

20160401_5-2

 

のように、白い縁のように付いてしまったので、これを消したいというわけです。

 

 

まぁ確かに、今回が”キャンパスサイズをA4サイズぴったりする方法”とお伝えしていたので、先ほどご紹介した内容で、印刷時にできるこの余白も消えると思ってしまった方がいたかもしれませんね!?

 

 

ただですね・・・、

 

 

この余白を消すには別の設定をしなければならないんです。

 

 

そこで、余白なくA4サイズいっぱいに印刷をする方法というのも、合わせてご紹介しておきたいと思います!!

 

 

その方法とは、こうです。

 

 

まず、”ペイント”の向かって左上にある青いメニューボタンをクリックし、表示されたメニューから「印刷」→「ページ設定」という順番で選択してください。

 

 

すると、以下のような画面(”ページ設定”画面)が表示されます。

 

20160401_6

 

 

ここまで大丈夫ですか??

 

 

・・・

 

・・

 

 

 

では、次に進みますね!?

 

 

”ページ設定”画面が表示されたら、「余白(ミリ)」というエリアの中にある「上」「下」「左」「右」のテキストボックスに入っている数字を”0”に変更し、OKボタンをクリックしてください。

 

以上で、終了です。

 

 

あとは、余白が無くなっている事を印刷前に「印刷プレビュー」などで確認の上、印刷をしてもらえれば完成です。

 

 

慣れないと難しく感じるかもしれませんが、一度知ってしまえば、次からは簡単にできると思いますので、是非合わせて覚えていただけたらなぁ〜って思います。

 

 

では、今回はこの辺で。
最後までお読みいただき有り難う御座います。

 

 

 

PS.
記事の中で使用している”ペイント”の画面がWindows 7に付属されたものとなります。

 

 

そのため、あなたがお使いのパソコンのWindows 0Sによっては、画面の見え方に若干異なる部分があるかもしれません。

 

 

ただ、大きく異なるという事はないと思いますので、もし

 

「あれ、俺のパソコンの”ペイント”、記事内で紹介されているのとちょっと違うぞ!?」

 

という場合も、是非、記事の内容を参考にお試しいただけたらと思いますよ〜。

 

 

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