トマトに含まれるリコピン含有量と、その上手な摂取方法
- 2015年2月12日
こんにちは。
今回は、前回に引き続きトマトネタをもう一つご紹介します。笑
どんなお話かというと、
トマトの中に含まれる栄養素として注目されている「リコピン」についてです。
なんて「リコピン」が注目されているかというと、
「リコピン」は”カステノイド”という色素の一種で、
活性酸素(老化の原因と言われているモノ)を抑える抗酸化作用が
ビタミンEの100倍以上あることが見つかったからです。
要は、アンチエイジングに効果が高い栄養素ってことですね。
ただ、この大注目の「リコピン」って、
トマトの中にどれくらい含まれているのかって、
あまり分かっていないですよね?
そこで今回は、トマトに含まれるリコピンの含有量や、
その他周辺情報をご紹介したいと想います。
トマト1個あたりのリコピンの含有量は・・・?!
トマトに含まれるリコピンの量ですが、
100gあたりの「3mg」の含有量と言われています。
トマト1個の重さは(大きさにもよりますが)、
大体150~200gくらいなので、
トマト1個あたりに含まれているリコピンの量は「4.5〜6mg」になりますね。
ただ・・・、
実は1日に摂取したほうが良いとされるリコピンの量は「15mg」と言われているため、
生のトマトを食べて摂取しようとした場合、
毎日2〜3つのトマトを食べなければならないという計算になります。
トマトが好きな人でも、
さすがに毎日2~3つのトマトを食べ続けるのは、
大変ですよね・・・。
そこでお勧めなのが、
トマトの加工食品から摂取するという方法です。
トマトには生食用のトマトの他に”加工食品用のトマト”という品種があり、
実は加工食品用のトマトのほうがリコピンの含有量が多いんです。
その量は、なんと生食用トマトの3倍!
100gあたりの9mgのリコピンが含まれているそうです。
「じゃ、そのトマトを生で食べればいいんじゃないの?」
そう思う方もいるかもしれませんが、
各企業が独自に品種改良などをして育てたトマトなので、
生食用として一般流通されることはないため、
残念ながら生で食べることは難しいのです。
なので、そこは頭を切り替えて、
・トマトジュースなら、たった1本分
・トマトケチャップなら、たった大さじ4杯弱
・ホールトマトなら、たった約100g
で、1日に必要な量を接収できる加工食品を利用して
リコピンを摂取するのがお勧めですよ。
まとめ
というわけで、今回はトマトに含まれるリコピンの含有量のお話と、
実際にトマトからリコピンを摂取するならこういう取り方が良いのでは?
というのを紹介しました。
簡単に纏めると
・トマトのリコピン含有量は、100gあたり3mg。
・1日に必要とされるリコピンの量は、15mg。
・1日に必要なリコピンを摂取するなら、生トマトより加工食品のほうがお勧め。
となります。
今後の健康的な生活のために今回の話を活用して貰えたら嬉しいですし、
是非、周りの方にもリコピンの上手な取り方を教えてあげてもらえると嬉しいです。
ではでは、今回はこの辺で。
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