てるてる坊主の起源は日本じゃなくて、実はあの国!!
こんにちは。
最近、雨の日が続いていますね。
皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
まぁ、雨が降ると花粉が飛ばないと言われているので、
花粉症の方にとっては恵みの雨かもしれませんね。
ただ、卒業式など大事な行事を控えている人にとっては、
晴れの舞台が雨で台無しになってしまうのは困りますよね。
そんな時に頼りになる(?)ものと言えば、
定番かもしれませんが、
「てるてる坊主」ではないでしょうか?
地域に寄っては、”てるてる法師”、”日和坊主(ひよりぼうず)”などとも呼ばれ、
軒先に飾ることで、天気を晴れにすると言われる人形です。
・・・、まぁ、皆さんご存知ですよね!?
そんな「てるてる坊主」ですが、
軒先に飾られ始めたのは、
江戸時代中期の頃からと言われています。
ただ、実は「てるてる坊主」の起源は、
上に書いた江戸時代中期ではないんです。
しかも、日本ですら無いんです。。。
では、どの国が起源なのか・・・?
今回は、そんな
「てるてる坊主」の起源はどこの国か?
について、皆さんにご紹介をしたいと思います。
「てるてる坊主」がどの国が起源?
「てるてる坊主」の起源を調べてみたところ、
最も有力な説が『中国』の風習が起源というものです。
その起源と言われる中国の風習は、
「雲掃娘(サオチンニャン)」
と言われるものです。
どんな風習かと言うと、
雨が続いた際に
頭→白い紙
服→赤い紙
で女の子の人形を作り、その人形に
”ほうき”
を持たせて軒先につるすことで、
晴れになるのを祈るという風習です。
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まるっきり、てるてる坊主と一緒ですよね!?
違う点と言えば、
中国→女の子の人形
日本→男の子(坊主)の人形
くらいでしょうか?
日本でてるてる”坊主”になったのは、
おそらく、より信心深いお坊さんをモチーフにした方が効果が高い
と昔の人が考えたのではないかと思います。
ただ、現代の子供にとっては、
坊主よりもほうきを持った女の子というモチーフの方が、
ハロウィンのコスプレで人気の”魔女の宅急便のキキ”も連想されるので、
親近感が湧くかもしれませんね!?
もし皆さんが今後お家で「てるてる坊主」を作る際には、
「雲掃娘(サオチンニャン)」を作って
飾ってみるのも良いのではないでしょうか?
まとめ
というわけで今回は、
「てるてる坊主」はどの国が起源なのか?
についてご紹介してきました。
最後に簡単に纏めると、
・てるてる坊主の起源は、中国の「雲掃娘(サオチンニャン)」が最も有力。
・日本で坊主に変わったのは、雨→晴れの効力を上げるための可能性が高い。
となります。
では、今回はこの辺で。
お読みいただき、有り難う御座います。