クリスマスイブの意味とは!?クリスマスと何が違うの!?
- 2015年9月12日
「12月に行われる最大のイベントといえば、何?」
と質問をされたら、あなたが何を思い浮かべますか??
・・・
・・
・
天の邪鬼な人でない限り、多くの人は
「クリスマス!!」
と答えるんじゃないかと思うんです。
(若しくは、大晦日ですかねぇ〜!?)
では、もう1つ。
「では、「クリスマス」と「クリスマスイブ」だったら、どっちの方が盛り上がる??」
と質問されたら、あなたはどっちを選びますか!?
・・・
・・
・
これも大多数が
「クリスマスイブ〜!!」
と答えると思うんです!!
そんな多くの方に認知されている12月のイベント
『クリスマスイブ』
ですが、そもそもはどんな意味があり、行われている経緯を知っている人は少ないとと思うんです。
そこで、今回は
「クリスマスイブにはどんな意味があるの?クリスマスと何が違うの??」
という事について紹介したいと思います。
クリスマスイブの語源
まずは、「クリスマスイブ」の意味を理解するために、その言葉の意味から探ってみましょう!!
* * *
クリスマスイブの英語の綴りは
「Christmas Eve」
です。
この「Christmas Eve」という言葉は、実は
Christ + mass + Eve
という3つの語が組み合わさってできています。
これら3つの語にはそれぞれ
Christ:キリスト
mass:集まり
Eve:(祭日の)前夜
という意味をあります。
つまり「Christmas Eve」は直訳すると
「キリストの集まりの前夜」
という意味になり、もう少し意味を肉付けすると、
『キリストが生まれた日に行うミサ(集会)の前夜』
という意味だという事がわかります。
クリスマスイブが行われる理由
クリスマスイブというは、
『キリストが生まれた日に行うミサの”前夜”』
という意味がわかりました。
ただ
「なんで、”前夜”にお祝いをするの???」
という部分についてはまだ謎ですよね!?
だって、考えてみてくださいよ。
私たちが誰かの誕生日を祝う場合、普通は当日に祝われる事はあっても前日の夜に祝われる事はないですよねぇ〜!?
また、”天皇誕生日”という祝日がありますが、その前日を
「天皇誕生日イブ〜♪」
と言って祝ったりしないじゃないですか??
では、一体なんでクリスマスは”イブ”があるんでしょう!?
・・・
・・
・
その答えは、聖書に記された時間の数え方にあります。
* * *
聖書(旧約聖書)の中には、現在の私たちが使っている暦の考え方(太陽歴)とは異なる
『聖書暦』
という暦が記されています。
どんな風に違うのかというと、『聖書暦』では1日の長さを
「日没後、星が3つ見えたら1日が始まり、翌日の日没までがその1日」
で捉えているんです。
つまり『聖書暦』では、今の私たちが夜だと認識している時間には既に次の日が始まっているとわけです。
そして、クリスマスに”イブ”があるのは、ここに由来しています。
どういう事かというと、クリスマスイブは先ほどご紹介した通り、
「キリストが生まれた日に行うミサの”前夜”」
の事です。
つまり、24日の夜の事ですよね。
24日の夜を私たちが普段使っている暦で見た場合、変わらず24日なのでクリスマスの前日と見えてしまうのですが、聖書暦で見た場合
「1日は「日没後、星が3つ見えたら1日が始まり、翌日の日没までがその1日」」
なので、既に日が変わって25日、つまりクリスマスになっている事になります。
要するに、
『聖書暦で見ると既にクリスマスだけれど、太陽暦で見るとクリスマスではないという不整合な状態が起こるため、便宜上”イブ”を設けている』
というわけなんです。
さて、ここまでくると
「クリスマスとの違いは一体何か!?」
という疑問の答えにも簡単にたどり着きますよね!?
その答えは
・・・
・・
・
『違いはない』
という事になるわけです!!!
まとめ
というわけで、今回は
「クリスマスイブにはどんな意味があるの?クリスマスと何が違うの??」
についてご紹介してきました。
最後にご紹介した内容を簡単に纏めると
- クリスマスイブというのは『キリストが生まれた日に行うミサの前夜』という意味で、
- 太陽暦と聖書暦の暦の見方の違い(太陽暦でクリスマスイブの時間は、聖書暦では既にクリスマスに入っている)から生まれたもので、
- クリスマスとクリスマスイブの意味合いには特に違いはない
となります。
ぜひ、クリスマス豆知識として覚えていただけたら嬉しいです!!
では、今回はこの辺で。
今回もお読みいただき有り難う御座いました。
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