黒豆がおせちに入っているのは何故!?その意味を調べてみた!!
- 2015年9月21日
お正月の定番料理にも色々なものがあると思うのですが、欠かす事のできないものといえば「おせち料理」ですよね!?
最近では家で手作りするご家庭も少なくなり、通販サイトや近くのスーパーなどで購入される方が増えてきているみたいですが、あなたの家はどうですか!?
(うちは、ここ最近はめっきり”購入派”になっております)
そんな「おせち料理」ですが、黒豆や栗きんとん、数の子など、おせち料理として作られた一品一品にはそれぞれ意味があるというのをあなたは知っていますか??
もし、
「えっ、そうなんですか!?今まで知りませんでした〜」
というあなたのために、今回はおせち料理に入っている料理の中から
『おせち料理に入っている黒豆の意味』
についてご紹介したいと思います!!
おせち料理の黒豆にはどんな意味があるのか!?
では、
「おせち料理に入っている黒豆の意味」
についてお話をしていきたいと思います。
早速なんですが、まずは結論からご紹介してしまおうと思います!
おせち料理に入っている黒豆には一体どんな意味があるか、それは
・・・
・・
・
『災いなく、健康に働けますように』
という願いが込められています!!!
ですので、正月に黒豆を食べる時には
「この黒豆には『災いなく、健康に働けますように』という願いが込められているのか。有り難いなぁ〜」
と、その意味を噛み締めつつ味わっていただければと思うのですが、中には
「いやいや、結論だけ聞かされたって噛み締められないって!!」
とお思いの方もいらっしゃるんじゃないかと思います。
確かに、結論だけ聞かされただけで「有り難いなぁ〜」って感じろという方が無理がありますよねぇ!?
そこで、ここからは何故
「黒豆 = 災いなく、健康に働けますように」
となるかについてお話していきたいと思います。
黒豆の意味の理由
何故、おせち料理の黒豆が
『悪い事なく、健康に働けますように』
という意味になるかですが、その理由は
「黒」
「豆」
という語や色に隠されています。
「黒(色)」に隠された意味
「黒(色)」というのは道教において邪気を払う色とされ、邪除けの効果があると言われています。
黒豆の「黒(色)」にはこの意味が含まれていると言われ、黒豆を食べる事で
『邪を除く』
と言われています。
また、黒豆の「黒(色)」は日焼けに見立てられ、
「日焼けをするの人 = 健康な人」
というイメージから、黒豆の「黒(色)」には
『健康・丈夫』
という意味も含まれていると言われています。
「豆」に隠された意味
元来「まめ」という言葉には
「健康・丈夫・頑丈」
という意味があります。
「あの人は”まめ”な人だねぇ~」
「”まめ”で何よりです!!」
・・・などでよく耳にする、あの”まめ”ですね!?
黒豆の「豆」という語は”マメ科植物の種子”を指すものなのですが、昔の人は同音である「豆」に「まめ」の意味をかけて
黒豆の「豆」=『健康・丈夫・頑丈』
という意味を持つと言われています。
* * *
というのが、
「黒」
「豆」
に隠された意味で、これらの意味が合わさり、おせち料理の黒豆は
『悪い事なく、健康に働けますように』
という意味を持つというわけなんです!!
まとめ
というわけで、今回は
『おせち料理に入っている黒豆の意味』
についてご紹介してきました。
最後にご紹介した内容を簡単にまとめると
- おせち料理の黒豆には「災いなく、健康に働けますように」という意味がある
- 黒豆の意味は「黒 = 邪を除く色」と「豆(まめ)= 健康・丈夫・頑丈の意」という意味が組み合わさる事で意味を成している。
となります。
何故、
「黒豆 = 災いなく、健康に働けますように」
もお伝えし、きっとこれで疑問も無くなったのではないかと思います。
ですので、正月におせち料理で黒豆を食べる際には、是非、黒豆の持つ意味を噛み締めつつ味わってみてください!!
言霊ではありませんが、黒豆の意味を感じて食べると効果もきっと違ってくるはずですよ!!
では今回はこの辺で。
最後までお読みいただき有り難う御座いました。
PS.
「黒豆以外の意味も知りたい〜」という方もいるかと思いますので、おせちに入っている黒豆以外の料理の意味も簡単にご紹介しておこうかと思います。
合わせて参考にしていただけたら幸いです!!
数の子
子供・孫の繁栄を願う。
田作り
農作物の豊作を願う。
たたきごぼう
農作物の豊作を願う。
紅白かまぼこ
日の出の象徴。赤は魔除け・白は清浄を表す。
伊達巻
学問UP・教養UPを願う。
栗きんとん
金運や勝負運UPを願う。
海老
長生きを願う。
昆布巻き
子供・孫の繁栄を願う。
他のおせち料理もありますが、今回はこのあたりで〜。
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