気になるマメ知識。

本の日焼けしてしまう原因と、その予防法。

本の日焼けしてしまう原因と、その予防法。 

こんばんは。

ブログをご覧いただき、有り難う御座います。

 

いきなりですが、あなたは毎年、本を何冊くらい買いますか?

 

Kindleなどの電子書籍が主流になりつつあるとはいえ、
やはり紙の本も年に数冊は購入されるのでは?と思うのですが、
いかがでしょう?

 

 

購入したそれらの本を管理する際、
どうしても避けて通れない事と言えば、本の日焼け(黄ばみ)ですよね?

 

あなたも無造作に管理していた訳ではないのに、
日焼けしてしまった本が何冊かあるんじゃないでしょうか?

 

って言うか、そもそもなんで本が日焼け(黄ばみ)してしまうのか?

今回は、その原因について調べてみましたよ。

 

・・・

 

調べたところによると、本の日焼けの原因は、

1.紫外線
2.湿度

によるところが大きいようです。

 

 

 

紫外線による影響とは・・・

 

光の中でも特に高エネルギーの紫外線が本に当たることで、
紙を構成要素の一部を変色、また紙上のインクなどの色材が退色することで、
本の日焼けを引き起こしています。

 

ただ・・・

 

紫外線が原因というのは、なんとなくイメージつき易いですよね。
本の”日焼け”すると言うくらいですから。

 

でも、1つ気をつけなくてはいけないことがあります。

 

それは、ここでお話している紫外線というのは、
“日の光”だけはないという点です。

 

じつは、部屋の中の”蛍光灯の光”からも紫外線が出ていて、
その影響でも本が”日焼け”してしまうようです。

 

なので、紫外線による本の日焼けを抑えるためには、
日光に当たらない場所に本を置くだけでなく、
蛍光灯の光なども考慮して、
紫外線カットする布などをかけて置くことで日焼けを抑えることができますよ。

 

また、LEDは紫外線量が少ないので、
室内の照明をLEDに全て変えてしますというのも効果的な方法ですよ。

 

 

 

湿度による影響とは・・・

 

紫外線にばかり気を回しすぎて、
つい見逃しがちになってしまうのが湿度です。

 

湿度が70%以上の場所で管理していると
カビや細菌類の被害はもちろん、
フォクシングと呼ばれる茶褐色の染みが発生し、
本の日焼け(黄ばみ)の原因となります。

 

これを起こさないようにするには、
湿度を一定(40%~60%がベター)に保ち、
時折、換気などを行うことで予防することができます。

 

 

 

最後に

 

といった大きく分けて2点の原因について気をつけて対策することで、
本の日焼け(黄ばみ)は抑えることができます。

 

ただ、先ほどから”抑える”とお伝えしている通り、
100%防ぐのは難しいです。

 

だって、日に当てないようにしつつ、換気するって結構矛盾してますよね?

 

また、大事な本だからといって、
ずっと読まずに保管しておくなんてことなんてしないで、読みますよね?

その際にどうしたって手の油や汚れがついてしまいます。

 

なので、本の管理にあまり神経質にはなりすぎず、
できる範囲で注意するくらいで良いのでは?と思いますよ。

 

ではでは、今日はこの辺で~。

 

PS.

本の劣化(破損など)という観点まで含めると、
上記2点の他にも、

・温度
・酸化
・虫(シロアリ、ゴキブリなど)
・・・etc

なども、注意が必要になってきます。

 

注意し始めるとキリがなさそうですね・・・。

 

そういった意味でもやっぱり
できる範囲でやるのが吉だと思いますよ。