「そうめんはカロリーが高い」となぜ誤解されるのか!?
- 2015年4月7日
夏になると、夏バテのためか、
食欲が沸かなくなる時ってありますよね!?
そんな時に私たちを助けてくれる食材と言えば、
「そうめん」ですよね!
さっぱりしていて食べやすいのはもちろん、
ゴマソースやトマトソースに和えたり、シーフードと合わせたりと、
調理方法にも色々なバリエーションもあるので、
夏場は2〜3日に1回はそうめんを食べるなんて方もいるのではないでしょうか?
そんな夏の食卓で大活躍する「そうめん」ですが、
巷では何やら良からぬ噂が流れています。
その噂とは・・・、
「そうめんはカロリーが高いのであまり食べない方が良い!」
というものです。
そうめんのカロリーは、何kcal?
確かに「そうめん」のカロリーを調べてみると、
そうめん :356Kcal(100gあたり)
となっていて、
他の主食のカロリーと比べても、
ご飯(白米) :168kcal(100gあたり)
ご飯(玄米) :165kcal(100gあたり)
食パン :264kcal(100gあたり)
もち :235kcal(100gあたり)
と、そうめんを上回るカロリーのものはほとんど無く、
「そうめん=高カロリー」
という印象を受けるかもしれません。
「そうめんはカロリーが高い」という嘘
しかし、このカロリー表記には、
1つ落とし穴があります。
それは、
「上で記載した「そうめん」のカロリー(356Kcal(100gあたり))は、
そうめんが『乾麺』時のカロリー」
ということです。
通常、そうめんを食べようと考えた際、
乾麺まま食べるという人は稀で、一般的には
1.「そうめん」をお湯で茹でる
2.その後、「そうめん」を流水で冷やす
という調理を行ったものを食べるかと思います。
この調理を行う過程で「そうめん」は水分を大量に吸収し、
乾麺時の約3倍近く重量が増えます。
調理によって「そうめん」の重量は増えますが、
カロリーは一切増えないため、
調理された「そうめん」のカロリーは調理前の1/3に当たる
そうめん(茹で):119Kcal(100gあたり)
となります。
口に入れるのは勿論、調理後のそうめんなので、
他の主食との比較する際は、
調理後のそうめんのカロリーで比べる必要があると言えます。
そこで、改めて主食のカロリーを比較し直してみると・・・、
そうめん(茹で):119Kcal(100gあたり)
ご飯(白米) :168kcal(100gあたり)
ご飯(玄米) :165kcal(100gあたり)
食パン :264kcal(100gあたり)
もち :235kcal(100gあたり)
となり、カロリー的にはそうめんが一番低く、
主食の中ではとてもヘルシーな食材ということが分かってきます。
まとめ
というわけで、今回は、
「そうめんはカロリーが高いとなぜ思われているのか?」
についてご紹介してきました。
内容を簡単にまとめると
・そうめんのカロリーは一般的に「356Kcal(100gあたり)」と言われている。
・ただし、上記のカロリーはあくまで乾麺の状態のカロリー。
・調理(茹でる)によって「119Kcal(100gあたり)」となる。
となります。
「そうめんはカロリー高いって聞いたから控えなきゃ・・・」
と思っていた方は、是非今回の情報を参考にしていただけたら幸いです。
では、今回はこの辺で。
お読みいただき、有り難う御座いました。
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