おはぎとぼた餅の違いはどこ!?有力な5つの説を纏めてみた!!
お彼岸になると食べる「おはぎ」ですが、
「ぼた餅」とどこに違いがあるのか、
素人目にはよく分からないですよねぇ〜???
ちなみに、
が「おはぎ」で、
が「ぼた餅」なのですが、
あなたは一発で区別がつきますか??
私は正直、区別がつきませんでした。(苦笑)
そのため、「おはぎ」と「ぼた餅」の違いを少し調べたのですが、
実は「おはぎ」と「ぼた餅」の違いの由来は、
現時点ではまだ分かっていないそうなのです。
ただ・・・、
かなり有力な説は何個か出ていて
「これが由来なんじゃなんか!?」と言われている説もあったりします。
そこで今回は、私が調べた
「「おはぎ」と「ぼた餅」の違い、その有力な説!」
に関する内容を纏めてみたのでご紹介します。
おはぎとぼた餅の違いを示す5つの説
それでは早速、
「おはぎ」と「ぼた餅」の違いについて
お話していきたいと思います。
先ほどもご紹介した通り、
「おはぎ」と「ぼた餅」の違いには
何個かの説が存在しています。
その説というのが、
1.「食べる時期」説
2.「あんの種類」説
3.「あんの状態」説
4.「中身(米)の状態」説
5.「サイズ」説
の5つで、この中のどれか1つ(または複数の組み合わせ)が
本当の由来はないか!?とも言われています。
では次に、この5つの説の詳細をご紹介していきたいと思います。
1.「食べる時期」説
この説は、
『食べる時期だけが異なる
(「おはぎ」と「ぼた餅」自体には違いは無い)』
という説です。
因みに「おはぎ」と「ぼた餅」の食べる時期は、
それぞれ
おはぎ → 秋のお彼岸に食べる
ぼた餅 → 春のお彼岸に食べる
と言われています。
何故そんな説が広まっているのかというと、
「おはぎ」と「ぼた餅」はそれぞれ、
おはぎ → お萩
ぼた餅 → 牡丹餅
と漢字で表記され、その漢字から
萩が咲く季節 → 秋
牡丹が咲く季節 → 春
と紐付き、この説が生まれたそうです。
2.「あんの種類」説
この説は、
『表面にコーティングされる「あん」の種類の違いで
「おはぎ」と「ぼた餅」を区別する』
という説になります。
具体的には、
おはぎ → 小倉あん以外が使われる
ぼた餅 → 小倉あんが使われる
といった具合です。
因みに、おはぎの場合、
あんにきな粉を含めているものあり、
その有無で区別される場合もあります。
3.「あんの状態」説
さて次です。
「あんの状態」説ですが、この説は
『あんが”こしあん”か”つぶあん”かで区別する』
という説です。
具体的には、
おはぎ → つぶあん
ぼた餅 → こしあん
と言われています。
余談ですが、もしこの説が本当と由来だとすると、
つぶあん好きの私は、今後「ぼた餅」はほぼ食べずに
「おはぎ」ばかり購入する事になりそうです(苦笑)。
4.「中身(米)の状態」説
先程まではあんの違いに関する説をご紹介しましたが、
今度の説は中身のもち米に関してです。
この説は、
『もち米部分の状態で「おはぎ」と「ぼた餅」を区別する』
というものになります。
具体的にご紹介すると、
おはぎ → お米の形状を少し残している
ぼた餅 → 完全に餅になっている
の状態の違いで分けるというわけです。
5.「サイズ」説
最後の説は、
『大きさによって「おはぎ」と「ぼた餅」を区別する』
という説です。
具体的には、
おはぎ → 比較的小さい
ぼた餅 → 比較的大きい
となります。
言葉の響き的にも
「ぼた餅」は大きい印象ありますし、
そういった所にも紐付いているかもしれませんね。
* * *
以上の5つが、
「おはぎ」と「ぼた餅」の違いの説です。
こうやって並べて見てみると、
色々な角度から考えられていますよね!!
一番最有力な説は!?
因みにご紹介した5説の中で最も有力な説とされているのが、
『1.「食べる時期」説』
です。
確かに、「おはぎ/ぼた餅」を「萩/牡丹」に置き換えているあたり、
風流な感じもしますし、そう言われると信憑性が高そうに感じますよね。
ただ、この説もまだ確定ではないので、
これで決まりだと決めつけてしまうのは時期尚早です。
ですので、話のネタで周りの方に本件をお伝える時には
「あくまで仮説なんだけど・・・」
という前置きをした上でご紹介する方が良いですよ。
最後に
というわけで、今回は
「「おはぎ」と「ぼた餅」の違い、その有力な説とは!?」
についてご紹介しました。
今回のご紹介した内容を
あなたが抱いた疑問の解決の糸口として
お役立て頂けたら幸いです!!
ではでは、今回はこの辺で。
お読みいただき、有り難う御座いました。