ストレスじゃない!幼児が歯ぎしりをする本当の理由!!
- 2014年12月30日
大人に多いと思われがちな”歯ぎしり”ですが、
幼児の歯ぎしりというのも多く見られていて、
それを心配しているお父さん&お母さんが結構多いみたいですね。
あなたの周りはいかがですか?
一般的に歯ぎしりの原因と言われているのが、
・ストレス
・逆流性食道炎
なので、もし自分の子供が歯ぎしりをしているところを見つけると
「えっ、私、何かこの子にストレスを与えているのかしら?」
なんて心配になってしまいますよね?
また、歯ぎしりが原因で
・歯が磨り減ったり、
・歯が欠けたり、
強いては
・顎関節症
・頭痛・肩こり
など二次障害にまで発展するなんて話もあり、
さらに心配してしまうお父さん&お母さんもいらっしゃるかもしれません。
ですが、その心配には及びません!
一般的に言われてるそれらの原因や障害は大人の歯ぎしりの場合で、
幼児の歯ぎしりの原因はそれとは異なり、
成長過程のために必要な行動と言われています。
(もちろん、ストレスによる歯ぎしりも”0”ではありませんが)
ではでは、歯ぎしりが関係している成長って何か?と言いますと、
・歯の生え変え(歯がない状態→乳歯が生える→永久歯が生えるの変化)
・顎の成長
という体の変化への対応です。
少し考えてみてください。
元々、口の中になかった歯や、顎が大きくなるとが悪くなり、
どうしたって噛み合わせやバランスが悪くなってしまいますよね。
さらに、歯は”乳歯→永久歯”と生え変わりが発生するため、
元々あった歯が一時的になくなるという状態も起こります。
そうなると、身体も
「あれ?何かバランス悪いぞ。調整しなかきゃ・・」と考え、
バランス調整を開始するのは自然に感じませんか?
その調整反応が、”歯ぎしり”なんです。
なので、調整が終了して、
「よし!このバランスでオーケー!!」
と身体がなれば、自然とおさまるケースがほとんどなので、
歯ぎしりを見たら、
「この子も成長しているのね♪」
と思って、微笑ましい気持ちで見てあげてください。
(うるさいかもしれないけど)
ではでは、今日はこの辺で~。
PS.
歯ぎしりの力が強すぎて、
「歯が痛い」
「顎が痛い」
と言うお子さんもいらっしゃるようです。
その場合は「これも成長~♪」などとは考えず、
早めに小児歯科で診察を受けて下さいね。
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