気になるマメ知識。

しゃっくりを頻繁にしてしまう人に忍び寄る危険な原因

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しゃっくりを頻繁にしてしまう人に忍び寄る危険な原因 

何の前触れも無いのに急に出てきて、
私たちを困らせる症状と言えば、
「しゃっくり」ではないでしょうか?

 

家でゆっくりしている時はまだ良いのですが、
仕事や勉強などの大事な場面でしゃっくりが止まらなくなり、
かなりキツい思いをした人もいらっしゃるのではないでしょうか?

 
20150225
 

 

そんな「しゃっくり」ですが、一般的には、
 ”横隔膜の痙攣”&”声帯が閉じる”
の合わせ技によって起こる症状と言われています。

 

具体的には、

 何らかの原因で横隔膜の神経が刺激され、
 自分の意思とは関係なく
 横隔膜が痙攣(けいれん)する
   ↓
 横隔膜が痙攣(けいれん)することで、
 声帯の筋肉が収縮する
   ↓
 収縮した声帯に空気が吸い込まれる(呼吸する)
   ↓
 「ひっく」

という流れですね。

 

因みに、上の話に出てくる「横隔膜」というのは、
肺の下と胃の上の間にある筋肉で、
この筋肉が上下する事で肺が伸縮し、
人間はスムーズが呼吸が実現できています。

 

焼肉が好きな人は”ハラミ”と言えば馴染みがあるかもしれませんね。

”ハラミ”は実は牛の横隔膜なんですよ。

なので、もし横隔膜にピンとこない人は、
今度、焼肉に行った際に”ハラミ”をチェックしてみてください。

 

 

まぁ、そんな事は置いておいて・・・

 

 

そんなしゃっくりですが、
明確な原因が無くても起こると言われていて、
しゃっくりが出たからと言って特に心配をすることはなく、
症状も一過性で数分〜数時間で治まるものがほとんどです。

 

ただ中には、

・しゃっくりが頻繁に出る
・しゃっくりが長時間続く

という症状になっている人がいる様なのですが、
その場合は少し注意が必要です。

 

 

何故、頻繁にしゃっくりが出る人は注意が必要なのか?

 

 

今回は、
しゃっくりが頻繁にしている人に忍び寄る危険な原因について
ご紹介したいと思います。

 

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しゃっくりを頻繁にする人達に忍び寄る危険な原因

 

先ほどしゃっくりは原因が無くても起こるとお話しましたが、
原因の有るしゃっくりというのも、もちろんあります。

 

それはどんな場合かと言うと、
お腹より上にある臓器(胃など)が暴飲暴食で拡大し、
横隔膜の神経に当たって刺激した場合です。

 

なので、食べ過ぎ・飲み過ぎによる胃拡張や胃炎が、
しゃっくりを引き起こしている場合があります。

 

なぜ、このようなお話をしたかと言うと、
しゃっくりが頻繁に出る、またはしゃっくりが長時間続いている人は、
悪性の腫瘍など、何らかの疾患が横隔膜の神経にあたって、
その症状を引き起こしている可能性があるからです。

 

例えば・・・、

あまりにしゃっくりが頻繁に出るので診察を受けたら、
肺にできた腫瘍が横隔膜を刺激してることが判明、
その腫瘍が実は癌だった、

なんてこともあるようです。

 

なので、もし

「この頃、しゃっくりが止まらないだよね・・・」

という方は是非一度、病院で検査されることをお勧めします。

 

 

なお、赤ちゃんや子供が頻繁にしゃっくりしているのを見て

「この子、もしかして・・・」

と心配される方がいるかもしれませんが、
赤ちゃんや子供の場合は、横隔膜が未発達なことが原因で、
しゃっくりを繰り返してしまう場合があるようです。

 

なので、赤ちゃんや子供の場合は、
しゃっくりを頻繁にしていたとしても、
そこまで過敏に反応されなくても大丈夫かと思いますよ。
(もちろん、ずっと止まらないようなら、病院で診察を受けてくださいね。)

 

 

 

まとめ

 

というわけで、今回は、しゃっくりを頻繁に続いてしまう方の
原因にはどういった可能性があるのかについてご紹介しました。

 

ご紹介した内容を簡単に纏めると、

・通常のしゃっくりは明確な原因が無い時にも出てしまう場合があるので、
 特に心配をする必要はない。

・ただし、頻繁にしゃっくりが続く場合は、
 癌など、重大な疾患が原因になっている可能性があるため、
 早めに病院で診察を受けたほうが良い。

・ただし、赤ちゃんや子供は、発育途中のためにしゃっくりが出ている場合があるので、
 あまり過敏に反応しなくても大丈夫。

となります。

 

もし、あなたの周りにしゃっくりが続いている人がいたら、
是非今回紹介した内容をお話していただけると幸いです。

 

 

ではでは、今回はこの辺で。
お読みいただき、有り難う御座いました。

 

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