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体脂肪率の測定はどういう仕組みで行われているかを調べてみた

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体脂肪率の測定はどういう仕組みで行われているかを調べてみた 

ひと昔前まで、肥満かそうでないかのバロメーターって、
体重の量のみで判断されてきましたが、今は体重はもちろんのこと、
「体脂肪率」も肥満の重要な判断材料になってますよね。

 

その流れもあってか、
現在発売されている体重計のほとんどのものに体脂肪率測定の機能が搭載され、
体脂肪率をチェックするのが当たり前になっているかと思います。

 

あたなの家の体重計で体脂肪率をチェックしているのではないでしょうか?

 

ただ、体脂肪率を測る際に不思議に思ったことありませんか?
「体重計でどうやって体脂肪率を測ってるんだ??」
って。

 

例えば、利用している体重計が

画像1

だったら、
「あっ、なんか手から測定してるんだろうなぁ・・・」
って分かるんですが、

画像2

になってしまうと、
昔ながらの体重計がデジタル表示になっただけで
「どうやって体脂肪率を測ってるんだ?」って、私なんかは思ってしまうわけです。
(あなたはどうですか?)

 

なので、気になったので、ちょっと調べてみましたよ。

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調べてみたところ、
体重計自体で直接脂肪を測っているわけではありませんでした。

 

では、何をどうやって測っているの?かというと、
微弱な電流を体に流すことで測定しているようなんです。

 

「なんで電流流すと測定できるんだ?」と思うかもしれませんが、
原理をこれから説明しますね。

 

体の中には、

・電流が流れやすい組織
・源流が流れにくい組織

の2種類の組織があります。

 

で、その2種類の組織を具体的に分けると、

・電流が流れやすいもの → 主に筋肉、水分、骨(除脂肪組織と言います)
・源流が流れにくいもの → 主に脂肪

になります。

 

ここまで来たら、勘のいい人ならもうお分りですよね。

 

つまり、体に微弱な電流を流すことで、
「体全体の電流が流れる部分=脂肪以外の量」を図り、
体重からその量を引くことで体脂肪量を推測します。

 

あとは、「体脂肪量÷体重×100」で計算をすることで、
体脂肪率を測定しているんです!!

 

・・・

・・

 

と、ここまでお話をして気付くことありませんか?

 

これって、
筋肉、水分、骨などの除脂肪組織を増やせば、体脂肪率を下げることができる
って事ですよね。

 

もちろん、筋肉や骨をすぐに増やすことが難しいです。

 

ただ、”水”を増やすってことはなんかできそうな気がしませんか?

 

あくまで、測定の仕組みから導き出された推論にはなりますが、例えば、
「もうすぐ健康診断だけど、体脂肪率やばいかなぁ・・・」
なんて時は、水をいっぱい飲む事で、体脂肪率を減らして診断に望むことも可能ってわけです。
(ただ、水を大量に摂取した分、体重は増えてると思いますが・・・)

 

どうしてもの緊急手段として、
覚えておいて損はないかもしれませんよ。

 

ただ、こんな感じで何かの仕組みや原理を知っておくと、
応用を利かせることもできるので、
あなたも「?」と思ったことは、調べてみるクセを付けておくと良いと思いますよ。

 

では、今回はこの辺で~。

 

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